悲しむ人が少しでも楽になるように。
ひとりで抱え込まないでほしいのです。
私がそうだったから。
13歳の時に母が病気で亡くなり、周りには片親の人が誰もいなくて、数年間、母親がいないことを隠していました。
『あの子は母親がいないから〇〇もできない』
と言われるのが一番辛かった。
母が亡くなった時、数百万の借金があることがわかり、生活は一変。
父は懸命に働き、借金を返し、そして私を高校に行かせてくれました。
友達にも先生にも、自分のことは自分で解決しなければならない、そう思い、何があっても誰にも相談せず、1人で抱えていました。
頑張りすぎて、イライラしたり、周りに当たってしまったり、でも、穏やかに過ごせている時もあり、どれが本当の自分なんだろうと、わからなくなって悩んだこともありました。
そんな私を助けてくれた大人の人もいました。
人生を変えてくれた人もいました。
そして、節目節目にいて助けてくれたのは、ペットの存在。
犬、猫、うさぎ、鳥、亀、ハムスターなどなど。(みんなダブってはいません)
人から譲り受けたり、拾ったりした子たち。
彼らが私にとって、どれだけ慰めになったかわかりません。
父が病気で倒れたのは、私が21歳の時でした。
それまで朝も夜も、働き続け、借金を返しました。
私は働きながら准看護学校を卒業したばかり。
父が、灯りを消した仏壇のある部屋で、私の准看護師の免許証を泣きながら見つめていた姿は、今でも忘れられません。
父が働けなくなったことで、世間知らずの私が、世帯主となりました。
その後、勤めた病院での経験から、終末期看護を目指したいと思いましたが、准看護師のままでは難しいため断念しました。
結婚して、1人目を出産後、父が亡くなりました。
その後、2人目を出産したタイミングで、正看護学校へ入学しました。
『あなたは、自分のこと、好きですか?』
副校長がみんなに質問をしました。
『自分のことが嫌いな人に、人の看護はできません』
私は、ずーっと自分が嫌いでした。
私はハッとしました。
「その通りだ。
私は変わらなくてはいけない。」
そう決心した。
その後、たくさんの経験や出会いの中で、徐々に変わっていきました。
私は、これまで助けてくれた人たちや動物たちに、恩返しをしたい。
そして、私のように誰にも相談できず、ひとりで抱えてしまっている方が、少しでも楽になれるようにお手伝いがしたいと思っています。
介護・看取り・死別。
どれも大切な時間です。
そして、息の抜けない期間でもあり、
知らず知らずのうちに、心と体にストレスが溜まっていきます。
それは、人であっても、動物であっても同じです。
だって、あなたの大切な、かけがえのない家族なのですから。
それらを経験し、
理由ははっきりしないけれど、
体調がすぐれない、眠れない、食欲がない。
そんな日が続いている方へ。
心の苦しみや哀しみ、喪失感を抱え、
誰かに聞いてもらいたいのに、
話していいのか分からなくなってしまった方へ。
ここは、
寄り添い、耳を傾け、
無理に答えを出さず、
その方のペースを大切にする場所です。
ちょっとカフェに寄るような感覚で、
静かに、ホッと一息つける時間を
過ごしていただけたら嬉しいです。